サッカーに取り組む中で、「消極的で自信がない」「コミュニケーションが苦手」「合宿でやっていけるのか心配」と感じる時期は、多くのご家庭で訪れます。
ここでは、2年生から合宿に参加し続け、学年が上がるごとに少しずつ変化していった小学生の例を、匿名のまままとめています。
【小学6年生/クラブ所属】
この選手が合宿に参加し始めたのは小学2年生。2〜4年生の頃は、プレーも控えめでコミュニケーションも得意ではなく、保護者の方は合宿の様子を見ながら「うちの子には少し厳しいかな…」と感じることも多かったそうです。
それでも本人は毎回のように「行きたい」と言い続け、3日間の合宿に継続して参加していました。
小学5年になって見え始めた変化
5年生になると体力がつき、自信も少しずつ出てくる時期。それまでの3日間から、本人の希望で5日間参加になりました。
保護者の方は“甘えが出ないように”と宿を別に取り、できる限り子どもとの接触を避けたといいます。その工夫が、子どもの自立心を後押しする形になりました。
見えてきた小さな変化
- 上の学年・下の学年に関係なく積極的に話せる
- 下級生の面倒を見ることが自然に増えた
- 練習を楽しむ様子が増え、空気感に前向きさが出てきた
気づけばサッカーのプレーでも“周りを見て動ける”場面が増え、子どもの中で確かな変化が起きていました。
小学6年生:ジュニアユース合格
現在は6年生。ジュニアユースのセレクションでは第一希望のチームに合格しました。
保護者の方は、「直前に参加した夏合宿5日間が、気持ちの整理や自信に繋がっていた」と感じているそうです。
これは合宿に行ったから結果が出たというより、積み重ねた経験が、必要な時に力として現れたという自然な変化です。
すぐに成長を感じられなくても大丈夫
このご家庭も、最初から大きな変化を感じていたわけではありません。「ちょっと参加するのが早かったかな」「本人のやる気は本当にあるのか」など、不安や迷いを抱えながらも参加を続けてきたと話しています。
それでも、ふと立ち止まって振り返ってみると、「ただ親が気づいていなかっただけで、どこかしら成長していた」と感じる場面が増えていきました。
合宿や日々のトレーニングを通して、やり切る経験を重ねていくことは、時間をかけて子どもの力になっていきます。


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